湿気の多い室内の改修

既存のキッチンを交換しました。

選定商材は、LIXIL製「パッとりくんGXシリーズ」です。

ダークな木目調の既存キッチンから、ホワイトゼブラに変更し、キッチンが明るくなりました。

ＧＫシリーズのワンランク上のキッチンで、仕上げの面材にはＧＫシリーズよりも高級感があります。

新築時のままの洗面化粧台でしたが、外観の古さ、型落ち感が目立っていました。

ミラーキャビネットが樹脂の経年劣化で黄ばんでしまい、見た目も悪く、ところどころ破損していました。

そこで、本体交換をご提案しました。

既存の洗面化粧台回りは湿気も酷い状況でした。

洗面化粧台本体は、TOTOのサクアのミドルグレードを設置しました。

キッチンパネル施工にあたり、パネルの横幅が分電盤に干渉しないよう、分電盤の設置位置を少し移設ました。

外観の統一感を出すねらいもあり、この機会に分電盤の本体交換もご提案しました。

洗面化粧台本体をとりはずし、壁面解体後、カビだらけだった石膏ボードを張替しました。

今度からは、壁クロスにカビが発生したとしても、洗面所の側面の壁面にカビが浮いてこないようにする必要がありました。

そこで、石膏ボードを張り替えたその上に、キッチンパネルを新規に上張り施工しました。

交換予定の洗面化粧台のためのミラーキャビネット下地板も同時施工しました。

壁面のユニットバスの仕上げ面タイルには亀裂が、天井パネルにはカビが大量発生していました。

美観が損なわれていましたので、築年数も考慮し、ユニットバス本体交換のご提案をしました。

玄関には夥しい外観のカビが発生していました。

石膏ボードを張り替えて、クロスも張り替えました。

玄関のカビの改善策として、トイレと洗面の２室換気扇だった換気扇を本体交換しました。

そして、トイレ、洗面、廊下の３室換気とし、廊下の天井に、換気扇を新設しました。

都内／ＲＣ造／共同住宅／２ＬＤＫ／築年数３０年程度